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執筆者の写真彰宏 中村

良い選手よりも「まず、良い人間」であれ

更新日:2月17日

只今、リーグ戦最中。


選手に疲れがみられるのかな?と思いきや、


その様子は

全く感じ取れませんでした。


本日の播州合同ナイター練習も、

熱気ある練習でした。


タッチフットのスピード感は、

確実に進化。


反面、要所要所、

タッチされてから

ボールコントロールを

失う選手も居ました。


ゲームに例えると、

コンタクト時の

ボディコントロール。


最近の試合を観てて、

試合中にオフロードパスが

繋がらない場面を良く目にしますが、

1番はボディコントロールですね。


 『苦し紛れに仕方ないから

パスをするオフロードパス』

そんな感じかな。



なので、

意外に繋がらない

オフロードパスになる。


味方のキャッチングが悪いのかな?とも

捉えがちですが、

パス側の

ボディコントロールが出来ていない。


なので、

タッチフットのタッチですら

体幹がブレてしまうのだから、


本当のタックルに対して本番、

上手くコントロール出来るのだろうか?


恐らく出来ない。


勿論、私自身にも言える事で、

偉そうに言えませんが、


タッチフットでの

『タッチ』という

微妙なコンタクトにも

練習の意味があるのかなと。



格上の相手と当たると、

立ってプレーする事が

減ってきます。


寝るしか無い。


酷い場合、

コンタクト時も、

最初から寝に行くコンタクト。


一見、絡まれたく無いから、

『ラックを作りに行く』という目的ですが、


格上の相手となると、

組織化されたディフェンスなので、

球出しは、確実に悪くなる。


仮にラックを連取しても

攻撃の手が薄くなって行く。


何故なら、

寝ている味方選手が増えて行くから。


今のトップの選手は、

寝ている時間も計測されます。



昨夜の練習中でも、


タッチしたら

地面に胸をつけるルールがありました。


『胸を付けたら、

すぐに起きろ!』

そんな発言を多々聞きました。


(私も言われ続けて。。涙)



起きるのが遅いだけで

人数は、


『15対14』となる。


私もアルアルですが、


『今オレはプレーした。

結果、地面に倒れて(寝転んで)いる。


サボっているのでは無い。


皆んな、頑張ってくれ!

後数秒したら起きるから。』


そんな僅か数秒を

休憩がてら

過ごします。


例えばそれで3秒過ごします。


10回同じ事をすれば

合計30秒を

15人対14人で過ごします。


その繰り返しなのかな。


パス後の選手然り。

ハーフ役の選手然り。


何かプレーをして、

一旦終了。


そんな感じ。



ここで大事なのが、

体力的に無理なら仕方ない。


もちろん、回復は重要。


その場合、

他の14人が彼の分まで頑張る。


しかし、それより大事なのは、


『チームが

攻撃されている(している)今、


早く皆んなの

ディフェンス(オフェンス)に

戻ろうとする気持ちが大事。』かな。。


そこに

思い遣りを感じます。


例え動作が遅くても、

例え体力が無くても、

例えディフェンスラインに

間に合わなくても、


「思い遣り」


特に合同練習では、

コミュニケーションが難しい。


各チームが集まり、

思考も発言も、プランも様々。


『ラグビー代表アルアル』ですが、


・発言する選手と、

・受身の選手。


勿論これでコミュニケーションが

成立する訳ですが、

どちらが良い悪いではありません。


悪いのは、

異なる意見を

「全く」受け入れない事。


個々のキャパの広さかな。


合同練習という場には、

正解はない。


「答えがない問題に

誰が回答出来るのか?」


コーチや監督、

先生でもない。


答えは、

合同チームという

生き物が持っています。


素晴らしいチームで

プレーしたことのある方なら

経験しています。


「ラグビー楽しいけど、

みんなと会えるこの時間が好きなんや。」

みたいな。


ラグビーを通じて

皆んなと共有出来る時間が

最高の時間。


ラグビー離れて20年経過した今でも

皆んなと共有した過去の時間は

今でも財産です。


そこには、

正解も間違えも全て存在し

どちらも必要。


「間違い探しの、 

正解の方じゃ

出会えなかっただろう♪」


僕もアルアルなのですが、

受け入れたく無い情報は、

シャットダウンしてしまいがち。


受け入れたくない間違えさえも

受け入れる器って素敵です。


ウイルスが体内に入って来ない様に

事前に闘うのは大事ですが、


ウイルスが体内に入ってきてからでも

『やっつけるぜ!』ってな

生き方もええかも。





ラグビー日本代表ですら、

理念を掲げています。


品位・情熱・結束・規律・尊重」の

5つの言葉は、選手、指導者、トレーナー、

メディカル、レフリー、スタッフ、

関係者、ファンなど、

ラグビーに関わる全ての人々に

共有してほしい価値観です。



僕らは、

『楽しいラグビーだけを追求しますか?』



異なる価値観さえも

味方に出来るを目指しますか?


合同練習は、

小さな社会です。


私も未熟ながら

小さな会社を経営しております。


・ラグビーで学んだ事、

・ラグビーで未熟だった事、

・ラグビーで出来なかった事、


全て会社経営においても

それらが当てはまります。


若い皆さん、

これからの未来、

今のラグビーを通して

全て学びです。


全て今のみんなに必要な

課題が

今ここにあります。


そして今、

播州選抜の皆さんを

既に応援してくれてる人や企業が居ます。


既に

始まっています。


協力金も

集まってます。


そのお金で

播州選抜ジャージを

製作しております。


播州で頑張る若手を応援するよ!


そんな

見返りのない純粋な支援です。


播州選抜の皆さん!

 

僕も含め、

応援しています。


それは、ラグビーだけではなく

その先につながる

皆様の未来に対しても含みます。


ガンバレ!


BAN barians!


僕も50歳ですが、

まだまだ未熟。


一緒に

『良い人間』になれる様に

頑張ります!笑


『良い選手』にもなれる様に

挑戦しよかな。。笑



播州選抜ラグビーteam

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